体の内と外
健康豆知識
(01) 身体の内と外
「身体の内と外」てわかりますか?
口をあけて指を入れてみてください。
身体の外と口の中がつながっているのがわかりますね。
では、「口」から「食道」、食道から「胃袋」、胃袋から「腸」、…「肛門」までつながっているのもわかりますね。
では、我々が食べたものは、いったいどうなるのでしょうか?
そうです。
胃、腸、小腸、大腸などで身体内に吸収されない物は、肛門から排出されます。
したがって、せっかく食べたのに身体内に吸収されなかった物は、肛門から排出されます。
我々が食べた物の中で栄養になる物は、胃、腸、小腸、大腸などで「体内」に吸収された物だけです。
素晴らしいことです。
あなたが腐ったものを食べてしまいました。
すぐさま下痢をしてしまいました。
あなたの身体は毒物からあなたの身体を守ってくれたのです。
判っていただけますか?
「身体の中」とは、「胃、腸、小腸、大腸」などの外側、皮膚の内側のことなんです。
巷には、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などの健康食品が溢れています。
これらは、すべて我々の身体にはとても大切な成分です。
では、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などを食べれば、そのまま身体内に吸収されると思いますか?
残念ながら、「NO」です。
グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などはとても重要なものであり、我々が栄養素として体内に取り込んだものから体内で合成されます。
グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などをサプリメントとして飲んだとしても、そのまま身体内に吸収される保障はありません。
私自身は、これらはほとんど吸収されないと考えています。
なぜなら、これらは巨大分子であり消化酵素により分解されないと考えられるのです。
さらに、仮に「分解され体内に吸収され、そこで再合成されるのであれば」、グルコサミン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などを合成するための食材を食べればよいのです。
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