免疫と自然治癒力についてやさしく解説いたします。

02 免疫系をコントロールする交感神経と副交感神経

2章 現代医学の落とし穴

02 免疫系をコントロールする交感神経と副交感神経

脳・免疫系・内分泌系の良好なバランスが大切

免疫系は、外部から侵入してくる病原体や内部で発生するがん細胞をやつつけるしくみである。

軍隊が敵を攻撃することで自国を防衛するように、免疫系も病原体やがん細胞を攻撃することによつて人体を守つている。

免疫系が弱すぎれば、ウイルスやバクテリアによる感染症にかかりやすくなるばかりか、がんも発生しやすくなる。

だから、強い免疫系を持たねばならない。

では、免疫系は強いほどよいのかというと、決してそうではない。

免疫系が強すぎれば、弱い敵にさえ激しく反応する。

こうして過剰防衛が発生すると、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などにかかりやすいアレルギー体質になる。

アレルギーは、ホコリ、ゴミ、ネコの毛、ダニなど体外から侵入してきた異物を体外に放り出す防衛反応である。

くしゃみ、下痢、呼吸が速くなることで、異物を放出するのである。

アレルギーは、リンパ球のB細胞がはたらきすぎ、大量のIgEという物質をつくることにより起こる。

このIgEが結合組織に多く存在する肥満細胞に結合すると、ヒスタミンやプロスタグランジンを放出する。

ヒスタミンやプロスタグランジンは、人体に有害な異物を体外に排泄する反応を進める。

アトピー性皮膚炎にしても気管支喘患にしても、異物を体外に出したり、それ以上入らないようにする防衛反応である。

だが、強すぎる免疫系は、味方である人体までも攻撃する。

自己免疫疾患である慢性関節リウマチは、関節が免疫系によって破壊されていく病気である。

免疫系が強すぎても弱すぎても病気になることがわかる。

免疫系は適度な強さであることが大事だ。

それによつて脳、免疫系、内分泌系の三角形のバランスが整い、自然治癒力が高まり、健康を得ることができる。






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