免疫と自然治癒力についてやさしく解説いたします。

03

1章 脳・免疫系・内分泌系が支える自然治癒力

03 血液は自然治癒力の根源である

血液の流れの改善が健康につながる

人体に備わつている不思議な生命力である自然治癒力を実行するのは、赤血球や白血球である。

だから、自然治癒力の根源は血液である。

血液の役割は3つある。

1つめは、栄養素と酸素を人体のすみずみに配達すること。

2つめは、傷を修復すること。

3つめは、体外から忍び込んでくる病原体と戦つたり、体内で発生するがん細胞をやつつけることである。

人類は、数千年前から血液を生命力の源と考えていた。

古代人は、血液を生命に欠かすことのできない特別な存在として尊重してきた。

この結果、すべての古代宗教は血液を神聖視してきた。

その代表であるユダヤ教は、「血は命である。血を食べてはならない」と聖書に繰り返し記載している。

人間の命と同じく、動物の命もまた神に属するものであって、人間がそれを自分のものだとつけあがつてはならないという戒めである。

この戒めを守って、ユダヤ教徒は今でも血液のついた肉を決して食べることはない。

次に、血液が自然治癒力の根源である証拠をみていこう。

指に軽いケガをしたとしよう。

ものの数分のうちに血が止まり、血餅(固まつた血)ができる。

数日もたてば、血餅がはがれ落ち、その箇所に新しい皮膚ができて、傷は跡形もなく消える。

豊富な血液によつて傷が完全に治癒したのである。

これと対照的なのが、重症の糖尿病患者である。

糖尿病が悪化すると、全身の毛細血管がつまつたり、出血したりする

足の先に血液が供給されなくなると、その部分の細胞が壊死する。

また、足にほんの少しの切り傷ができても、治りが非常に遅いため、傷□がうまくふさがらない。

そのうちに傷□から病原体が侵入する。

壊死した箇所は病原体にとつて免疫系から逃れるための絶好の隠れ家となる。

そこを足場にして病原容は繁殖する。

やがで壊疸になり、最悪の場合、足の切断を余儀なくされる。

この2例は、自然治癒力の根源が血液であることを如実に物語つてしヽる。

自然治癒力を最大限に発揮する条件は、栄養十分の血液を全身にくまなく供給ることである。

血液の流れを改善することが健康にとって大事な理由がここにある。






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