免疫と自然治癒力についてやさしく解説いたします。

04

1章 脳・免疫系・内分泌系が支える自然治癒力

04 血液を構成するメンバーたち

約1分で全身をめぐる血液はまさに生命の源

血液は、ヒトの全体重の約13分の1(8%)を占めている。

体重60 kgのヒトでは、約4.8リットルの血液が全身を流れている。

血液は赤い液体で、そこにはその細胞成分である血球(血液の約4割)が浮かんでいる。

この血球を取り囲む液体成分のことを血漿(血液の約6割)という。

血漿にはヒトが生きるのに欠かせないタンパク質がふくまれている。

たとえば、出血を止めるための血液凝固因子や皮膚を修復するための細胞成長因子などもその仲間だ。

血球は、赤血球、白血球、血小板の3種類。

赤血球は文字どおり赤い血球である。

血液が赤いのは赤血球のせいである。

そして赤血球の赤さは、その中心にあるヘモグロビンというタンパク質が赤いからだ。

赤血球のヘモグロビンは、肺で酸素をとらえ末端組織の細胞で放出する。

赤血球をトラック、ヘモグロビンを荷台、そして酸素を荷物と思えばよい。

赤血球のトラックが、肺で荷物の酸素を荷台に積み込み、全身の細胞に運んで降ろすのである。

こうしてトラックの荷台はカラッポになる。

細胞は酸素を利用して栄養素を分解してエネルギーを獲得するが、この際に、排気ガスとして二酸化炭素ができる。

この排気ガスを体外に運び出さねばならない。

ちょうどいいことに、トラックの荷台はカラッポである。

このカラッポの荷台に二酸化炭素を乗せて、肺に運んだのちに体外に吐き出すのである。

赤血球は、行きも帰りも無駄なく仕事をするのである。

あつばれというほかなし。

白血球は病気と戦う兵隊だ。

すなわち、自血球は、体内で発生したがんなどの異物を分解したり、外部から侵入してきた病原体をやっつけるのである。

血小板は皿のような形をしていて、血球のなかで最小の細胞である。

そのはたらきは、身を挺して出血を止めることである。

サンショウは小粒でもピリリと辛いのたとえどおりである。

出血が止まらなければヒトは死んでしまうから、止血は生死にかかわる一大事。

そこで、出血するやいなや血小板が真つ先に傷□に集まり、血管の穴をふさぐのである。

細胞に酸素を配達する赤血球、病気と戦う白血球、流れ出る血液を身を挺して止める血小板、重要なタンパク質や栄養素を運ぶ血漿。

これらすべてをふくんでいるのが血液である。

血液が生命の源といわれるゆえんである。

この血液が全身を約1分でかけめぐることで、わたしたちは病気の状態から回復し、健康でいられるのである。


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