免疫と自然治癒力についてやさしく解説いたします。

04 ストレスはこうして病気を引き起こす

4章 ストレスと自然治癒力の関係

04 ストレスはこうして病気を引き起こす

希望が崩れた三位一体を正常にする

ストレスがかかると脳の神経細胞に乱れた信号が発生する。

すると、神経細胞から放出される伝達物質のバランスが崩れる。

バランスの崩れた状態をインバランスというが、伝達物質のインバランスは、脳と免疫系に悪影響をおよばす。

ストレスによる伝達物質のインバランスによって、脳にどんな影響があるかというと、喜び、悲しみ、怒り、 楽しみなどの情緒が不安定になり、ものごとを正しく判断することができなくなるなどである。

これだから状況判断を誤り、失敗しやすくなる。

この失敗によって責任を追及されたり、罰せられることで、さらなるストレスを生む。

また、ストレスは脳で記憶を担当する海馬という箇所にダメージを与えることがわかっている。

度重なるストレスによって新しいことを理解し、記憶する学習能力も低下するから、失敗も増えてしまうような悪循環に陥る。

一方、ストレスによる伝達物質のインバランスによって、副交感神経に比べて交感神経が圧倒的に優位になる。

交感神経が優位になると、体内ではどのようなことが起こるのか。

まず、心臓の鼓動は速まり、血管が収縮し、血液が固まりやすくなる。

胃や腸の運動は抑制され、瞳孔は拡大し、食欲や性欲は低下する。

このとき、コルチゾール、ノルアドレナリン、アドレナリンといったストレスホルモンが大量に放出され、内分泌系が大混乱に陥る。

ストレスが継続してかかり内分泌系が乱れると、それまでバランスを保ってきた脳、免疫系、内分泌系の三角形がゆがんでしまう。

ゆがんだ三角形の一角が免疫系である。

これだから、免疫系が弱まってしまうのだ。

ストレスから解放されないと、超治癒力はおろか、ふつうの治癒力さえ発揮されないのである。

強いストレスにさらされ続けると、感染症やがんにかかりやすくなるのは、このためだ。

免疫力と自然治癒力を低下させる最大の原因はストレスであるが、なかでも、失望や落胆は最大のストレスである。

一方、希望はストレスによってゆがめられた三位一体を、もとの正常なものにもどすはたらきがある。






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