免疫と自然治癒力についてやさしく解説いたします。

04 重病を笑いで治す⑧

7章 ユーモアと笑いが自然治癒を高める

04⑧ 重病を笑いで治す⑧

ユーモアと笑いが心臓を守る

ユーモアと笑いの効能の第6は、心臓を守ることである。

これには多くの研究が報告されている。

カリホルニア州にあるオークハースト心臓研究所が心臓発作を起こした人を対象に調査したところ、 毎日30分間のコメディビデオを鑑賞した人は、鑑賞しなかった人に比べて2度めの発作を起こす確率 が20%低かった。

笑いには心臓発作を防ぐ効果がある。

次に、メリーランド大心臓予防センターのマイクル・ミラーの研究を紹介しよう。

まず、彼は、300人を対象に聞き取り調査をした。

対象者の内訳は、心臓マヒや心臓手術を受けたことのある150人、心臓病の経験のない150人の合計300人である。

彼は、設定された21の質問に参加者がどのように回答するかによって、彼らのユーモア感覚をランク付けした。

これらの質問は、彼らがどのようなことに笑うのか、 不快な社会的状況に陥ったときにユーモアを使用できるかどうかを見極めるために作成されたものである。

たとえば、もし彼らが出席したパーティーで同一の服装をした人を発見したら、どんな反応を示すだろうか。

はたして彼らは笑えるだろうか、それとも強いストレスを感じるだろうか。

また、もしレストランで飲み物がこぼれて衣服にかかったら、彼らはどう反応するのか。

こうした問いへの彼らの回答をミラーは分析し、こう結論した。

笑いの頻度と問題処理にユーモアを活用する頻度は、心臓病を経験したことのない人が、 心臓病の経験のある人より40%高かった。

こうして笑いが心臓を守ることが確認された。

ストレスが心臓病を発生させるしくみは、こう理解できる。

まず、精神的なストレスが活性酸素を発生させ、これが血管を保護している内皮細胞に障害を与え、炎症を発生させる。

炎症を発見してマクロファージがやってくる。

また、活性酸素は、悪玉コレステロールと呼ばれるLDL(低比重リポタンパク質)を酸化する。

酸化されたLDLをマクロファージが食べて泡沫細胞になる。

この泡沫細胞が動脈壁にどんどん蓄積すると血管が狭くなり、弾力が低下する。

こうして動脈硬化が起こり、血圧も上がる。

そして最終的には心臓マヒで倒れることになる。

心臓病の原因はストレスである。

笑いは、ストレスを発散させることによって心臓病のリスクを低下させていることがわかる。







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