免疫と自然治癒力についてやさしく解説いたします。

06

1章 脳・免疫系・内分泌系が支える自然治癒力

06 医学と宗教は同根である

心の状態が病気に大きく影響する

人間が生きているかざり、心と体が存在する。

だから、人間の健康と病気を取り扱うときに、心と体を切り離して考えることは不合理である。

そして、あらゆる病気には、精神的な要素と身体的な要素が存在することは自明の理である。

それにもかかわらず、現代医学が心と体を切り離して考えてきたのは、誰が考えても大誤りであつた。

なぜ、専門家はこんな単純なことを間違えたのか。

もう1つの大誤りを指摘しよう。

それは、現代では医学と宗教は相反するものと思われていることである。

医学は科学的で合理的な学問であるが、宗教は非科学的で非合理的とされている。

だが、医学の前身である医術と宗教は思想的に完全に同根であり、一体であつた。

正統派の世界宗教は、宇宙の究極の実在を完全無欠であり、聖(ホーリー)であると説いている。

ヒンズー教ではそのような実在を「ブラフマン」といい、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教では「ヤアウエ」という。

このように世界の創造主は、「聖」「完全」「和合」の存在なのである。

それなら、なぜ、「聖」である神が創った世界に「悪」というものが存在するのか。

これは宗教における究極の疑間である。

そして、宗教は、病気を悪の代表の1つととらえている。

すなわち、古代宗教は、聖のあらわれが健康であり、悪のあらわれが病気であるという立場に立つている。

したがつて、病気を治すには、人間の心に存在する悪を取り除かねばならないという結論になる。

2000年前のユダヤでは、イエスという人が盲人の眼を開き、皮膚病や中風を何度となく治したことが新約聖書のなかに記載されている。

イエスは、まず、患者の心に存在する悪を取り除き、これによって病気を治したのである。

病気の治癒は、人の心のなかから悪を取り除いたことの証明であつた。

古代社会では、心の悪を取り除く宗教家、医術者、魔術者、ヒーラー(神霊治療家)は同一人物であつたのである。

医学が始まってからも、心の持ち方が肉体の病気に大きく影響するという考えは強く支持されていた。

古代ギリシア時代には、憂うつな女性は、快活な女性に比べてがんにかかりやすいことが指摘されていたし、20世紀の初めには心労が結核の症状を悪化させることも知られていた。

また、庶民と臨床の現場の医師は、患者の心の状態が病気からの回復を早めたり、あるいは遅くしたりすることをまのあたりにしていた。

心と病気には密接な関係がある。

このことを治療に役立てようとするまっとうな考えが生まれたのは当然である。

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