免疫と自然治癒力についてやさしく解説いたします。

08

1章 脳・免疫系・内分泌系が支える自然治癒力

08 独立して発展してきた免疫学

明らかになったサイトカインのしくみ

生命の全体像のなかで他の研究分野から独立していると誤解されて大発展してきた学問の筆頭が、免疫学である。

免疫とは、生物が生きていくために自分を病気から守るしくみ(システムまたは系)のことである。

免疫についての学問が免疫学である。

免疫学は、1798年、イギリスの医師エドワード・ジェンナーが天然痘の予防のために種痘をすることで誕生した。

その後、感染から回復した動物は二度と同じ病気にかからないことを発見したフランスの化学者ルイ・パスツールの功績や、 感染症は微生物が引き起こすことをつきとめたドイツの細菌学者□ベルト・コッホの活躍でさらに飛躍した。

やがて免疫系をつかさどるリンパ球のB細胞やT細胞などが発見された。

そして、これらのリンパ球が互いにコミュニケーションをとるためにやりとりしている、 インターロイキン、インターフェロン、腫瘍壊死因子など数十種類におよぶ物質が発見された。

これらの物質をサイトカインと総称している。

サイトカインとは、細胞と細胞のコミュニケーションを助ける物質という意味である。

こうして、免疫系が病原体をやっつけるしくみが明らかになった。

免疫学が独自に爆発的な発展をとげたのは喜ばしいことである。

しかし、免疫系が人体の他の系から独立しているかのごとく誤解されるという副作用もともなってきた。

すなわち、世界の医学界で学問の主流を歩む研究者たちは、脳や免疫系の応答が、 病気のかかりやすさ(病気への抵抗性)、病気にかかった際の病気の進み具合に大きな影響をおよばすことを見過ごしてきたのである。

20世紀をリードしてきた感染症に対する研究が、その成功のゆえに、心が体の病気に密接にかかわっているという、 素朴ではあるが、たしかな考えを拒否し続けてきた。

古代医学が心と体を一体とみてきたのに対し、現代医学が心と体を分離してきたのは、皮肉である。

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