免疫と自然治癒力についてやさしく解説いたします。

13 ストレスが関係する病気② 糖尿病

4章 ストレスと自然治癒力の関係

13 ストレスが関係する病気② 糖尿病

血中コルチゾール濃度が高い人は糖尿病のハイリスク者

コルチゾールは、人体がエネルギーを必要としているときに、 筋肉や骨のタンパク質を分解してエネルギー源であるグルコースを供給するため、短期間では人体にとって有利にはたらく。

しかし、長期間にわたってコルチゾールレベルが高くなれば、高血糖になり、糖尿病を発生させやすくなる。

ワシントン大のピーター・ビタリアノは、アルツハイマー病の配偶者を看護する健常人(47人)と、 看護していない健常人(77人)の血液中のコルチゾール、グルコース、インスリン濃度を比べ、その結果を報告した。

それによると、看護人のコルチゾール、グルコース、インスリンの濃度が、看護していない人よりも明らかに高かった。

ビタリアノはこういう。

「看護人は、恐れや不安を抱くことから、気分が低下する。これがストレスとなって血中コルチゾールの濃度を高めている。 彼らは、糖尿病のハイリスク者なのである」

ストレスが糖尿病の発症の原因になっていることを理解する人はまだ少ない。

このため糖尿病対策はもっぱらダイエットと運動だと思いがちである。

1990年から1998年の8年間で、アメリカの糖尿病患者数は33%も増え、そのうちの76%は30代のはたらき盛りである。

現代の生活のあり方と長時間労働がストレスとなって、わたしたちに襲いかかっていることがわかる。






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